2019-01-01から1年間の記事一覧

森の生活

ソローの「森の生活」を友達に借りたのだけど、一向にすすまない。読みはじめはいつもこうなのだ。 この3ヶ月ほど、森の中で生活してきた。 朝日と共に木々が光に包まれ、山の端から月がのぼると、夜は漆黒の闇となり野生動物がざわめいている。 音という音は…

移ろう日々

舞台が終わり、早いものでとうに一月も過ぎてしまい、その間休む間もなく目まぐるしく変わる日々を送っていました。そんな毎日もようやく落ち着き、これから遅い夏休みというよりも秋休みを送りたいと思っています。一昨日には公演後はじめて軽井沢の親しい…

ありがとうごさいました

梅雨も明け、いよいよ夏本番となりました。 遅ればせながら、15日の軽井沢公演を無事終えることができました。お越し下さいました皆さま、本当にありがとうごさいました。畑違いのホールでのことに、準備の段階からどうなることか、当日もバタバタしながらの…

公演ご案内映像

一昨日には地唄の富田清邦先生と、今回初めてご一緒させて頂きます菊森美穂先生と下合わせを終え、舞台への日々も大詰めとなりました。先生方や各方面のスタッフさんのご尽力により、あと少し、とにかく頑張る力を頂きました。 大変お恥ずかしく、私としまし…

軽井沢公演

もう3週間ほどで本番を迎えますが、改めまして軽井沢公演の詳細です。 令和元年7月15日(月・休) 軽井沢大賀ホール 午後3時開演(2時30分開場) 地唄 「雪」 俵菜緒お話 葛西聖司地唄 「八島」 俵菜緒唄と三絃 富田清邦、菊森美穂 チケット取扱い•軽井沢地唄舞公演 …

時代の終わり

残すところあと一日で、平成が終わります。この平成という時代は、決していい時代ではなかったように思います。 バブルにはじまり、人が人の心を失い、凶悪犯罪が溢れ、多くの自然災害があり、環境破壊が急速にすすみ、どこを見ても眉間にしわを寄せてしまう…

軽井沢公演のお知らせ

迎える令和元年7月15日(月・祝)午後3時より、 軽井沢大賀ホールにて、公演があります。 西洋文化のかおりの多き軽井沢で、初の試みとなります。 術後1年、順調な回復とはなりませんでしたが、現在復帰公演に向けて、何とかやっております。 あちこち動きまわ…

鬼は滅びたか

上野の桜が風に吹かれて舞いはじめて、行き交う人々の肩やらに花びらがのっていた。最近めっきり腰が重く、気になるものにもなかなか足が出向かず過ごしてしまう。 すぐに疲れるので、用がすめばすぐに帰りたくなってしまう。 これではいけまいと、久しぶり…

再び入院、そして春になる

梅の花も散り、沈丁花が匂うようになりました。 いつの間にやら春がやってきて、年が明けてからというもの、何とも落ちつかなかった生活が、ようやく日常を取り戻し、日々がすぎてゆきます。 1月の体調不良が続く中、大寒の翌日には再び緊急入院し、翌日には…

新年

新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 今年は時間もありましたので、おせちもすべて手作りして、珍しく穏やかな年明けとなりました。 うちの漆器は古いものばかりなのですが、中でも年に一度だけ登場する、一富士二鷹三…