2020-01-01から1年間の記事一覧

季節の帯

3日の会の折にしめた帯。 右が「黒髪」にしめた唐織の秋草。左が「猩々」でしめた葡萄唐草です。 幕間に少しお話しもしましたが、会場がホールではなく、自然の中での会でしたので、秋のものを身につけました。唐織とは、能の装束などに用いられる伝統的な織方で…

会が終わりました

先週、栗田美術館での地唄舞を楽しむ会を無事終えました。 朝まで降っていた雨も止み、さわやかな秋晴れとなり、とてもいい会となりました。 小さな座敷での空間に、限られた人数のお客さまと同じ目線の中演じる難しさと緊張感。 大きな舞台が続いていました…

再開、再会

昨日は音合わせがありました。 会の準備も稽古も家に籠もっての日々でしたので、着物を着て人前にでるのも久しぶりのことでした。病気術後でも、わりと早く稽古で復帰しましたので、人生で一番長く活動が止まっていたのかもしれません。地方をしていただく菊…

地唄舞を楽しむ会

10月になりました。 しばらく人前に立つことのない日々でしたが、来る11月3日(火・祝)に、足利栗田美術館にて小さな会を開く運びとなりました。昨年より予定していましたが、開けるか否かの中、準備をしておりました。 地元での会は4年ぶりとなります。素晴…

無言館

長いこと行こう思いながらも、機会を逃していた場所に、先月ついに足を運んだ。信州上田にある戦没画学生たちの絵が集められた、 「無言館」 ほとんど勇気を振りしぼって足を踏み入れた。案の定、もしそこに自分一人だけだったら、きっと嗚咽していただろう。 …

徒然

前回の日記からもう7ヶ月が経ちました。 相も変わらず様々なことが起き、あっという間に時が過ぎて今日になります。世の中も様変わりし、私自身もまわりもコロナ禍が直撃しましたが、先のことを考えても仕方がないので、日々淡々とやれることをやり、3月頭の…