先週、栗田美術館での地唄舞を楽しむ会を無事終えました。
朝まで降っていた雨も止み、さわやかな秋晴れとなり、とてもいい会となりました。
小さな座敷での空間に、限られた人数のお客さまと同じ目線の中演じる難しさと緊張感。
大きな舞台が続いていましたので、久しぶりの心持ちでした。
菊森さんの三絃と唄と共に、皆さまとのひとときが送れたこと、とても楽しかったです。
準備も終えてからもバタバタ続きでしたので、ようやく落ち着きを取り戻してきました。
お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました。
この会も始めてからもうすぐ10年となります。すべてが手作りの会のゆえ、周りの皆さんそれぞれに助けてもらいながら続けてきました。
人に恵まれたことだけが、私の宝です。
(あと動物たち)
本番前の稽古の様子。
現在、日本の文化、芸術は(音も立てず)崩れるように失われています。
ただコツコツと続けていくのみで精一杯ですが、どうかこの日本のよき文化が、少しでも残っていきますように…
頑張ります。