2022-01-01から1年間の記事一覧

一隅を照らす

早いものでお盆も終わりに近づき、雲も月も秋めいた感じになってきました。少し舞から離れた生活を送ってきましたが、自然や動物や虫や戦争で失われた無数の命のことばかり思いながら夏が過ぎてゆきます。 アフガニスタンで銃弾に倒れた中村哲医師のドキュメ…

公演が終わりました

6月8日の舞の会を、無事終えることができました。「鉄輪」の方は新しい試みでしたが、直前まで様々なご意見をとりいれ、先生方、スタッフの皆さまのご尽力で、思い描いた形になったのではないかと思います。 (まだ映像など俯瞰で見ていないので、あくまで想…

月刊 日本舞踊

先月取材がありました月刊誌が、今度の会の記事をとりあげて下さいました。5日後には幕が上がります。今の季節にぴったりな「こすの戸」は、紗袷(しゃあわせ)の衣裳で舞います。 紗袷とは、ほんのわずかな今の時期にしか着られない着物で、薄い紗が重ねにな…

京都 貴船神社と衣裳合わせ

4月の連休前に、衣裳合わせのため京都に行ってきました。毎回京都に着くやいなや、衣裳やさんに伺っていたのですが、今回は前入りし、長年行けずにいた貴船神社にお参りしてきました。 ここは今度の会で舞う「鉄輪」の女が、生きながら鬼となるために、丑の…

地唄「八島」

5月は雨のはじまりとなりました。 6月8日の公演も近づいてきましたので、それにちなんで、2019年軽井沢大賀ホールでの公演より、地唄「八島」の映像が公開されました。平家物語に取材した能の「八島(屋島)」から移された曲で、源義経の霊が軍物語を語ります…

20周年記念公演

20周年記念公演 第6回俵菜緒舞の会のお知らせです 令和4年6月8日(水) 紀尾井小ホール 午後6時30分開演(5時45分開場) 入場料8000円/学生3500円(全席自由) 地唄「こすの戸」 舞 俵菜緒 唄·三絃 富田清邦おはなし 津村禮次郎地唄「鉄輪」 舞 俵菜緒 狂言 野村太…