猿とカタツムリ


私は本質的に歩みが遅く、時折殻に閉じこもる、カタツムリ女なのですが、
この秋は遠近あちらこちらと出かけることが多く、沢山の人達と会ったり再会したりして、あっという間の11月も立冬を迎えました。

そうこうしてる間に、毎年恒例の栗ごはんにもありつけず、秋の深まりに今年の終わりを感じはじめ、少し震えます。。


昨年は部屋の前の栗の木が、猿軍団の襲来に遇い、朽ちかけていたベランダの一部が崩壊しながらも何とかこちらの取り分だけは確保して、あとは猿の観察などをしていたことを思い出しました。


猿の横顔があまりにも友人と似ていたので、私たちは本当に最近人になったのだなぁ
などと思ったり。
そのわりには随分と短期間でこの地球上を支配した気になって、いざとなれば自然界には何もかなわないのに…愚かなものです。



子猿


そういえば、もう随分と長いことカタツムリを見かけなくなりました。
子供の頃はそこかしこにいたのに、この10年20年の間、彼らはいったいどこに行ってしまったのでしょうか。
ホタルのように、生きられる所がなくなりつつあるのでしょうか。
他人ごとではありません。。


話はとびますが、浅田真央選手の復活が素晴らしかったです。
大きな荷物をおろし、再び立ちあがった彼女から醸しだされた強さやしなやかさは、圧巻でした。


そろそろさる年の足音が聞こえてきます。