2017-05-05 光琳と其一 立夏 蛙始鳴 かわずはじめてなく 端午の節句 毎日家の前にノビタキのつがいがやってきて、美しい囀りをきかせてくれます。 用事の合間をぬって、根津美術館で尾形光琳の燕子花図屏風と鈴木其一の夏秋渓流図屏風を見てきました。 今までなぜだが縁がなかった、言わずと知れた燕子花図屏風をようやく見ることができました。 「伊勢物語」第九段、燕子花の名所八橋の場面に想を得たとされていますが、それはもう素晴らしいのひとことでした。 庭のカキツバタも美しく。 瑞々しい季節がはじりました。