秋のはじまり


今日は久しぶりの秋晴れとなりました。
予想のとおり、夏もあっという間に過ぎ去っていき、明日はもう彼岸の入りです。



とはいえ、今年の尋常でない猛暑や、その後の気候変動に自然災害の数々…。
季節のうつろいはどこかへ消え、世の中は乱れ、森羅万象の何か大きな渦の中、自分もぐるんぐるんとのまれそうになったりもしました。

先日、栃木の浸水被害をうけたお宅に、微力ながらお手伝いに行きました。
何軒かのお家に伺い、ほんの少しそのそれぞれの生活の一部を垣間見て、色々と思うことがありました。

その帰り、道路でひかれて死んでいた子猫を、連れて帰って家の庭に埋めました。


戦後70年の夏を過ぎた今日の日にも、変わらず青空がひろがっています。

あまりに軽薄な権力の暴走にも、絶望するよりは一縷の希望を見つけていきたい。


しがない舞い手としても、市井の人としても、そうやって生きてきたのだから、これからもそうしていくのだと改めて思います。

そうしてできれば、こんな風に生きていたいものです。