2015-03-11 桃始笑 桃始笑 ももはじめてさく七十二候では今日がその日にあたります。 古来、花が咲くことを笑うとも言ったそうです。 あの日から4年が経ちました。その地に何度か足をふみ入れただけの私には、 今も何の言葉も、できることもなく、何かを思ってもすべて薄っぺらになってしまいます。祈りとか願いとか、届いたり届かなかったりするもので、 結局は何のすべも持たないものなのかもしれません。でもそうやって人は昔から生きてきたわけですから、やはり祈る思いです。 笑顔のような桃が咲きますように。