小さきもの

  
もうすぐ師走ということも重なり、何だか落ち着かない日々が続きます。
少し気分を変えるために、人気のない場所に足を運びます。


室生犀星の文学碑


私は犀星の人となりがとても好きです。
色々なエピソードからも、文学のみならず、
その人柄にあらゆる文士が慕ってきたのが
とてもよくわかります。


我はつねに狭小なる人生に住めり


このような人が、今の日本にどのくらいいるのかしら…と
何でもかんでも小さなものを好む私は、ぼんやりしながら少し前の時代に思いを馳せます。

ひっそりと佇む俑人像

冬もすぐそばまできています。